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会津木綿とは [口コミ]

みなさんは、会津木綿というものをご存知でしょうか?
会津木綿は、四百年前から会津に伝わる木綿の織物のことです。
当時、会津藩主だった蒲生氏郷公が、会津の産業振興のため、綿花の栽培を奨励され、それを使い木綿を織ったのが会津木綿の始まりということです。
その後は、明治時代後半、綿花も海外から輸入されるようになり、扱われる量も増加しました。
紡糸紡績業が発達するに連れて、会津木綿の生産は、それまで農家で行なわれていたものが、大量生産をするために機業場へ移って行きました。
そして、会津木綿の精算は、明治末期から大正が最盛期だったそうで、当時は、30社の織元がありましたが、残念ながら、現在では2社しか残っていません。
昭和初期の女性たちにおいて、「絣のもんぺ」は普段着として、当たり前の服でした。
会津木綿も、この当時ポピュラーな絣のもんぺを作っていました。
今の主流は、色鮮やかな縞木綿ですので、当時の柄とはかなり違っていますよね。
ですから、現代の若い女性たちにとって、会津木綿とは、この色鮮やかな縞柄であり、昭和初期の絣のもんぺではないということになります。
時代とともに、会津木綿の主流は変わってしまいましたが、残り2社でしか生産できなくなってしまった会津木綿の伝統を守ろうという動きもあります。
また、今では会津木綿でいろいろな製品が作られています。
例えば、反物縞や反物無地などをはじめ、ランチ袋やランチョンマット、箸袋やコースター、前掛、割烹着や座布団、ポーチ、ティッシュ入れ、巾着などです。
また、衣類では、シャツやブラウス、ネクタイ、作務衣、着物単衣などもあるそうです。
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